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——桜高、正門前—— 梓「あ、憂!」 憂「梓ちゃん!」 梓「久しぶり、憂。ここで会うのはほぼ一年ぶりだね」 憂「ここでは、ね。何かと理由をつけてみんなで遊んでるから、あまり久しぶりって感じはしないけど」 梓「そうだねぇ。別々の大学に行っても、普通にしょっちゅう遊んでるよね、私達」 憂「でもこの格好はほぼ一年ぶりだよ」 梓「そ、そうだね、制服はね、卒業したら着ないよね・・・」 憂「梓ちゃんはお姉ちゃん達と一緒に制服着てバンドしてるんだよね」 梓「・・・うん」 憂「楽しい?」 梓「・・・うん」 憂「なら良かった」 純「おーい、二人ともー」 憂「あ、純ちゃん」 梓「純おそーい」 純「時間ちょうどじゃん!」 梓「まあ確かに、遅刻しなかっただけマシか」 純「でしょでしょ」 梓「忘れ物は?」 純「大丈夫。誕プレもちゃんと持ってきてるからね、憂」 憂「ありがと、楽しみにしてるね。梓ちゃんも」 梓「う、うん」 純「しかし梓は変わらないなぁ。制服も違和感ないし」 梓「二人だってそんなに変わってないでしょ」 純「私は身長伸びたみたいで、ちょっと袖の所が短く感じたよ」 憂「私も・・・なんというか、ブレザーがちょっと・・・」 純「胸か」 憂「・・・たぶん///」 梓「」 純「さて、そろそろ・・・」 さわ子「ごめんねー、待った?」 梓「先生!」 憂「お久しぶりです」 さわ子「三人とも久しぶり。元気そうね」 純「ご無沙汰してます」 憂「急に連絡貰った時はびっくりしました。私のお誕生日会を部室で開いてくれるだなんて」 さわ子「ふふ、菫ちゃんと直ちゃんが祝いたがってたし、私も会いたかったしね」 梓「でも大丈夫なんですか? 今となっては私達部外者ですし」 純「だーいじょーぶだって、許可取ってるって話だし。ですよね?」 さわ子「・・・」 憂「・・・?」 梓「・・・あの」 純「もしかして」 さわ子「一階のトイレの窓から進入する手筈になってるわ。ついてきなさい。静かにね」 憂「えっ」 梓「・・・その為の制服だったのか」 純「なんかテンションあがってきたよ私」 梓「下げてなさい」 純「まぁOGなのは事実だし、さわ子先生も一緒にいるしそこまで大事にはならないと思うけど・・・」 梓「もし見つかった時は先生を盾にしつつ私も謝って時間稼ぐから、純は憂を連れて逃げてね」 純「合点承知」 菫「先輩!先生!こっちです!」 憂「スミーレちゃん!直ちゃん!」 直「お久しぶりです、平沢先輩。さあ手を」 憂「う、うん」 さわ子「ほら、みんな早く入って!」 梓「ちゃんと踏み台まで準備してある・・・」 純「よいしょ、っと」 さわ子「・・・よし、全員いるわね。誰にも見られてないわね」 菫「た、たぶん大丈夫です」 純「二人とも久しぶりー。軽音部はどう?」 菫「えっと・・・」 梓「あ、うん、私が聞いてる範囲は教えてあるから。新入部員として一年の子が二人入ってくれて、片方は経験者なんだよね?」 菫「はい。ギターの子が経験者で、もう一人の子はベースを始めてくれて。いっぱいいっぱいですけど楽しいです」 憂「よかったねぇ」 直「はい。今年の学園祭の映像もありますよ、見ますか?」 憂「もちろん!」 直「では後で部室で。私のパソコンに入ってますので」 憂「やった、楽しみ~」 純「ふむ。まあ何か困った事があったらいつでも先輩に相談してくれていいからね!」 梓「急に先輩風吹かせてる」 菫「あっ、そうだ、そういう事なら・・・純先輩に一つ相談があるんですが」 純「えっ、いきなり?何?」 菫「えっとですね、あの・・・純先輩って、前の軽音部に憧れの先輩がいたんですよね?」 純「うん、澪先輩だね。その影響でベース始めたようなもんだし」 菫「そのですね・・・新しく入ってくれたベースの子なんですけど、どうも、その・・・」 純「その?」 菫「・・・わ、私に憧れて?入部してくれた?らしくて?」 直「菫、クエスチョンマークが多いよ」 梓「まぁ菫は綺麗な子だからね、憧れる子が居てもおかしくはないね」 憂「かわいいしね」 菫「わ、私どうすればいいんでしょう・・・?」 純「ど、どうすればって・・・今は上手くやってるんでしょ?」 菫「で、でもでもですね・・・」 直「菫は頑張ってますよ。部長や先輩としては。ただ、憧れられる人としてどうすればいいのか悩んでるんです。そういうのは私もわからなくて・・・先輩方、教えてくれませんか」 純「あー、なるほど・・・でも私は遠くから眺めて憧れるタイプだからアドバイス出来そうにないなぁ」 菫「そ、そうですか・・・」 純「でも多分、梓や憂なら答えられると思うよ」 梓「・・・そうだね。えっと、部の仲間として近くにいる以上、イメージとは違う面っていうのは自然と見えてきちゃうんだよ、菫。先輩も、もしかしたら先輩から見た後輩も」 菫「は、はぁ・・・」 憂「・・・でも、近くにいる人を嫌いになることなんてないよ。なにがあっても、絶対に」 梓「だから変に意識して空回りしちゃうほうがもったいないよ。一緒にお菓子食べてお茶しておしゃべりしてれば案外なんとかなるものだよ」 さわ子「・・・」 菫「・・・そう、ですね。そういうものなのかもしれませんね。ありがとうございます、少し気が楽になりました」 憂「いえいえ」 梓「がんばって、菫」 菫「はい!」 純「・・・ところでさ」 直「・・・そうですね」 さわ子「そろそろ移動しましょうか。ガールズトークにはもっと相応しい場所があるはずよ」 ——校舎内、階段—— さわ子「ストップ!教頭先生がいるわ。少し様子を見ましょう」 梓「・・・ああ、なんでこんなコソコソする羽目に・・・」 憂「放課後でよかったねぇ」 直「っていうか私達は堂々としてていいのでは」 菫「まあまあ・・・」 純「私は楽しいけどなあ」 堀込(・・・何やっとるんだあいつらは) さわ子「背を向けた瞬間に行くわよ・・・今だ!」 全員「わ、わあ~~」コソコソ さわ子「さあ上の階へ!目的地はすぐそこよ!」 教頭「おや?今のは・・・」 堀込「教頭先生、どうかされましたか?」 教頭「ああ堀込先生。今、山中先生とその教え子達が通りませんでしたか?」 堀込「通りましたね。コソコソしてましたな」 教頭「何をコソコソする必要があるのか・・・先週の時点で許可は出したはずですが」 堀込「山中先生なりに、皆を楽しませたいと思っとるんじゃないでしょうか」 教頭「大人ならもう少し良いやり方があるでしょうに・・・」 堀込「ははは、違いない。あいつはいつまで経ってもどこか子供だ」 教頭「・・・それが良い所なのかもしれませんがね」 堀込「かもしれませんな」 ——軽音部部室—— 梓「よ、ようやく辿り着いた・・・」 純「なかなかスリル満点だったね」 菫「それはそうですけど・・・」 直「腰が・・・」 憂「あはは・・・でも、うん、ドキドキして面白かったかも?」 梓「憂まで・・・」 さわ子「ふふふ、これからが本番よ。はいでは皆さん、ご一緒に・・・」 「「「「お誕生日おめでとう!」」」」 憂「えへへ・・・うん、ありがと、みんな」 梓「はい憂、これ」 純「私達からの」 直「プレゼント」 さわ子「です!」 菫「ケーキもありますよー。夜はお嬢様達と約束があると聞きましたのであまり大きくない物にしました」 憂「ありがと・・・幸せ者だなぁ、私。じゃあ、ケーキはさっそくみんなで食べよ?」 菫「はい、では切り分けますね。少々お待ちを」 憂「・・・あれ?みんなといえば、新入部員の子達はいないの?」 直「今日は休みって伝えてあります」 純「まあ確かに、初対面が誕生日ってのは難易度高そうだしね。憂は会ってみたかったんだろうけど」 菫「それに・・・憂先輩は『私達の』先輩ですから」 純「まあっ」 憂「そ、そう言われるとなんか照れちゃうね。ね、梓ちゃん?」 梓「なんで私に振るの!?」 純「どうなんですか梓部長!」 憂「部長!」 梓「もう部長じゃないし!」 直「」カタカタ 菫「待って直ちゃん!多分それ私にもダメージ大きいやつだから記録しないで!」 さわ子「・・・青春ねぇ」 ワイワイ ガヤガヤ さわ子「・・・軽音部との付き合いは長いけど、どの代もちゃんと楽しんでるのは良い事よね」 おしまい 憂ちゃん誕生日おめでとう 戻る
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紬「えっ? た、たんじょう……何?」 唯「そう! 今日は一年に一度しかない、ムギちゃんが生まれた日なのです!」パァン! 紬「!?」ビクッ 律「おめでとー!」パァン 澪「おめでとう!」パァン 紬「? ……???」 律「いや~、ムギを驚かせてやろうと思ってさ。 ほら、ケーキも用意したんだぜ」 唯「ムギちゃんがいない間に、こうやって寮の部屋も装飾して待ってたんだよ!」 紬「あ、私の部屋……」 澪「ごめんな、ムギ。勝手に部屋に入っちゃって……」 紬「え、いえ……それは別にいいんだけれど……」 律「もしかして飾りが気に入らなかった?」 紬「そんなことないわ。すごく綺麗だし……あ、ありがと……」 唯(ドッキリ大成功だねりっちゃん! ムギちゃん言葉もないくらい驚いてるよ!)コソコソ 澪(成功……なのか? ムギはなんだか唖然としてるけど……)コソコソ 律(確かに様子がおかしい……まさか日にちを間違えたとか!?)コソコソ 唯(でもちゃんと公式プロフには7月2日って書いてあるよ?)コソコソ 律(だ、だよな。私たち何も間違ってないよな……?)コソコソ 紬「あ、あの~……」 律「へぁいっ!? あ、ご、ごめんムギ、どうかした!?」 紬「今日は何かのお祝いなのかしら? ごめんなさい、私ったら何も知らなくて……」 澪「え?」 紬「え?」 律「ん?」 唯「お祝いだよ~。なんてったってムギちゃんの誕生日だからね!」フンス! 紬「誕生日? 私の?」 律「そ、そう。ムギの誕生日」 澪「7月2日はムギの誕生日だって、BD特典のキャラプロフィールにも載ってるぞ」 紬「…………………」 律(何かすごく難しそうな顔をして考えごとしてるぞ) 澪(真剣なムギもかわいいな) 唯「どうしたの? ムギちゃん」 紬「その……よく分からないんだけど、まず誕生日って……何?」 律「え?」 澪「おっと」 唯「誕生日は誕生日だよ~」 紬「誕生した日ってこと?」 唯「うん」 紬「誰が?」 唯「この場合はムギちゃんが」 紬「私が今日、生まれたの?」 唯「そういう意味じゃないよ~」 律「ちょ、ちょっと待った! ムギは誕生日ってのが何なのか知らないのか?」 紬「ご、ごめんなさい……初めて聞いたわ……」 澪「oh……ビューリフォー……」 律は誕生日についてムギに説明した。 紬「なるほど、生まれてきた日を一年ごとにお祝いするのね」 澪「今までどうやって年齢を数えてきたんだ……」 紬「なんとなく、今は18歳くらいかな~……って」 律「アバウトすぎるだろ!」 紬「それじゃあ、ちょうど18年前の今日、私が誕生したのね?」 唯「そう! そういうことだよムギちゃん!」 澪「ん? ちょっと違うんじゃないか? ムギは今日19歳になるわけだから、 19年前に生まれたんじゃ……」 紬「……今日19歳になるの? どうして?」 澪「おっと」 紬「だって私、今は大学生一年生で18歳だけど」 紬「19歳になったら大学二年生にならないといけないじゃない」 律「待て。その理屈はおかしい」 唯「大学一年生でも19歳の人はたくさんいるよ~」 澪「もっと言えば20歳の人だっているし……学年と年齢は関係ないよ」 紬「う~ん……ごめんなさい、なんだかしっくり来ないの…… ちょっと考えさせて?」 律「お、おう」 澪(……どうしてこうなった) しばらく考えに耽るムギ 紬「…………ちょっと確認したいんだけど」 律「何を?」 紬「みんなの誕生日はいつなの?」 律「私は8月21日」 澪「1月15日だけど……」 唯「11月27日だよ~」 紬「ふむふむ…………もう一つ聞いていい?」 律「ムギの理解が捗るなら何でも答えてやるよ」 紬「去年って、みんなの誕生日はどうしたの?」 澪「普通に祝ったと思うけど……」 律「そうだなぁ。毎年やるみたいにケーキ買ってきてみんなで食べてプレゼント渡して……」 唯「それに、去年もムギちゃんの誕生日パーティやったよ?」 紬「その時の様子って、どんなだったかしら?」 律「様子って……そりゃいつもみたいにサプライズで寮の部屋を改造して……」 紬「そこ!!」ビシィ 律澪唯「!?」ビクッ 紬「寮の部屋を……ってことは、去年私たちは大学生だったってことでしょ?」 澪「そ、そうだけど……」 紬「大学の何年生だったの?」 唯「えっと、去年はまだ一年生だったよ~」 律「!?!? え!?」 澪「ちょ、ちょっと待て唯! 私たちは今一年生だろ!?」 唯「あれ? あ、そっか。間違えちゃった」テヘ 律「…………どういうことだ……!? 去年は確かに寮で全員分の誕生日を祝ったはず……」 紬「ちなみに、みんなは今何歳なの?」 唯「18歳だよ~」 澪「……!! 言われてみれば……私もまだ18じゃないか……」 紬「私、去年の誕生日っていうのをあまり覚えていないんだけど、 一年間みんなと一緒に大学に通ったのはちゃんと覚えてるわ」 律「別に留年したってわけでもないのに……同じ一年生を繰り返してるってことか?」 紬「去年はきっと18歳の誕生日を迎えたのよ。それで今年も18歳の誕生日を迎えるの。 これで謎はすべて解けたわ!」ピコーン! 唯「おお! 名探偵ムギちゃん!」 律「んなバカな……」 澪「いやいやいやいや……そんなの有り得るわけ……」 紬「でも澪ちゃん、そうすれば歳をとらなくて済むのよ? このまま永遠に10代を謳歌できると考えれば……」 澪「…………悪くないな」 律「澪しゃん!?」 律「歳取らないとか、フツーに考えて怖いだろそれ……」 唯「まあまありっちゃんや。細かいことは気にしない方がいいよ」 澪「そうだぞ律。怖がってばかりじゃ人生うまくいかないぞ」 律「おまえさんには言われとうないわ……」 唯「不思議なこともあるもんだね」アハハ 紬「あ……あの!」 律「? どーしたムギ」 紬「その、話を元に戻すんだけど、」 紬「誕生日って何をするイベントなの?」ワクワク 澪「何をするって……お祝いするんだよ。歌を歌ったり、ケーキを食べたり……」 紬「歌う……食べる……」 唯「そうそう! 一年に一度の特別な日だから、いつもとは違う特別なことをするんだよ!」 紬「特別なこと……ケーキを食べたり、歌ったりするのが?」 律「ま、まあそれは普段からやってるけど……」 唯「それだけじゃないよ! ムギちゃんが生まれてきてくれてありがとうって、 私たちからもお礼があるんだよ」 紬「お礼?」 澪「その……ちょっと段取りが変わっちゃったけど、ムギのために プレゼントを用意したんだ」 紬「プレゼントだなんて、そんな……」 律「いーの、いーの! 私たちがやりたくてやってるだけだから。 ということではい! 私からのプレゼントはこれ!」 紬「わぁ、綺麗なネックレス……これ、ほんとにいいの?」 律「ムギに似合うかなって思って……その、気に入ればいいけど」 紬「ありがとうっ! 私すごく嬉しい!」 律(ホッ……良かった、喜んでくれて) 澪「私も色々迷ったんだけど、結局こんなものしか……」ゴソゴソ 紬「おっきなぬいぐるみ! 可愛い~」 澪「前に律がゲーセンで取ったクマのぬいぐるみがあったろ? ムギがいつも大切にしてるやつ。 それの新しいやつが置いてあったから、私も挑戦してみたんだよ」 紬「あっ、確かに見た目は違うけど同じ種類なのね」 唯「へぇ~、澪ちゃんUFOキャッチャー得意なの?」 澪「え? ま、まあ得意と言えば得意かな……」 律「私もかなり手伝ったんだけどな」 澪「り、律! そういう余計なことは言わなくても………!」 紬「ふふっ、ありがとう澪ちゃん。大切にするわ」 律「唯は?」 唯「私はね~……じゃーん! ハート型のピックです! どお? すごくかわいいでしょ?」 律「ってピックかよ! ムギが持っててもしゃーなしだろうに」 唯「ノンノン。実はこれ、ただのピックじゃないんだよね~」 紬「あら? もしかしてこれ……」チャリン 唯「これはピックにも使えるピアスなのです!」フンス! 澪「あっ、これ欲しい……」 紬「すごい、オシャレもできてギターも弾けて一石二鳥ね!」 唯「でしょでしょ?」 澪「いいなー……でもこのピアス、片方しかないぞ」 唯「ふふふ、もう片方は私が持っているんです! これでムギちゃんとお揃いだね~」チャリン 澪「ああ、唯もピアス穴開けたんだ」 紬「!」 紬(唯ちゃん……左耳に片方ピアスって、まさか……?)」 律「ラブラブかよお前ら……」 紬(もしかしてそれってつまりアレってことよね? ハート型でお揃いってことは……ゆ、唯ちゃん/// ) 唯「どしたのムギちゃん、顔赤いよ?」 紬「え? あ、ありがとう唯ちゃん……あの、私嬉しくて……でも……」カァ/// 唯「大丈夫? 具合悪いの?」 紬(唯ちゃん顔が近い! 近すぎるわ!) 紬「はわわ……だ、抱きしめてもよかですか!?」 律「いきなりなんだ!?」 唯「いいよ~!」 澪「いいのかよ!」 紬「唯ちゃんっ」ダキッ 唯「ムギちゃん誕生日おめでと~むぎゅぎゅ~」 紬「唯ちゃん、私とっても嬉しいわ! こんな素敵なプレゼント貰えるなんて……」 唯「喜んでもらえて私も嬉しいよぉ」むぎゅう 紬「澪ちゃんもりっちゃんも、ありがとう! 誕生日ってこんなにも素晴らしいものだったのね!」 律「ま、まあ喜んでくれてなにより」 唯「一家に一台、あったかぽわぽわムギちゃんだよ~」 紬「唯ちゃんもあったかあったか~」むぎゅう 紬(……次の唯ちゃんの誕生日には、私をプレゼントしてあげようかな///) おわり 戻る あとがき ※乙 後半のイチャイチャはよかったけど結局どういう世界だったん? 改めまして誕生日おめでとむぎゅうううううううううううううううう ※ 40原作が終わった以上彼女らは永遠の18歳あるいは19歳だよってこと ごめんね変なネタ仕込んで だけどお話はまだまだ続くんじゃよ 紬「ただいま」菫「あっ、お姉ちゃ……紬お嬢様!」
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(画像クリックで原寸大もっち) 「誕生日おめでとう、マルヴァスさん! 今日は、マルヴァスさんの誕生日でしょ? だから、わたしの知ってる、すっごくいい場所に連れて行ってあげようって思ったんだ。 え? どんなところなんだって? ちょっと入り組んではいるんだけど、体を動かすには充分な場所だよ。 奥さえ入らなければ、手頃なのがいっぱいいるしね。 それにストレス発散とかできるし、結構、勉強にもなるんだから。 ……どこって、モンスターがいっぱいいる狩場だよ! さあ、行こう! どっちが多く倒せたか、競争だからね」 <猟兵・ニノ> イラストレイター:ふじ
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皆様、新年明けまして、おめでとうございます。 星鋼京よりお知らせです。 新年最初の日は、我らがぽち皇帝陛下の誕生日であります。 皆様とともに新年を祝うとともに、陛下の誕生日を祝し、祭事を設けました。 寒さの厳しい時ではありますが、クリスマスと同様に、絆を深める一助となれば幸いです。 文責:星鋼京藩王 セタ・ロスティフンケ・フシミ 侯爵 /*/ ●1) 新年の挨拶 新年を祝い、白亜宮および天球市・中央区0番街・中央広場にて藩王夫妻による新年の挨拶を執り行う。 ●2) 祝いの会の開催 白亜宮および天球市・中央区0番街・中央広場を中心に、パーティーを開催する。 屋台などの出展に関しては、天球市・中央市役所まで届出の事。 ●3) 近衛兵によるパレード 天球市・中央区0番街から白亜宮にかけて、近衛兵によるパレードを行う。 ●4) ふるまい菓子の配布 国産のリンゴを使用した林檎酒および焼菓子を、新年の祝いとして星鋼京国内各所にて配布します。 配布場所は天球市・中央区0番街“祝いの会”会場近辺および白亜宮、ならびに各地区役所など。 ●5) 皇帝陛下の誕生祝として菓子献上 新年の日の皇帝陛下の誕生日を祝し、星鋼京より皇帝陛下へ祝菓子の献上を行なう。 ●6) 予算 資金 3億わんわん 食料 3万t 以上を、当政策の予算として計上し、これを以って決算とする。 /*/ ★藩王からのメッセージ 国民の皆様、セタ・ロスティフンケ・フシミです。 ただいま、友邦・FVBのお招きに預かり、妻である王妃クロと共に宇宙よりこの言葉を送っています。 FVB藩王、さくらつかさ王、誠にありがとうございます。 そして、FVBの国民の皆様の粋な計らいに深く感謝しております。 夜の空に一つ輝く光が見えたならば、それは私たちかもしれません。微笑み掛けてくれたならば幸いです。 本日、1月1日はぽち皇帝陛下の誕生日です。 我らが陛下の御生誕を、新たな年の始まりに祝えるというのは帝國の人間として誠に幸福です。 陛下の本格的な統治下になって、はじめての一年でしたが、 その間、過去数年の中でも安定した年となり、 帝國の多くの国が発展と繁栄を遂げれたと思います。 陛下の御力もさることながら、陛下と共に歩んだ全ての帝國民の努力の結実と言えるでしょう。 陛下には例年通り“菓子の国”としての星鋼京の意地を見せるべく、腕によりをかけて御誕生祝の菓子を贈りたく思います。 陛下に御喜びいただける事こそ、星鋼京国民一同の本望であります。是非御賞味いただければ幸いであります。 国内の菓子職人の皆様が、最高の勤めを果たされる事を、藩王としても期待しております そして、星鋼京にとっては昨年は豊穣の一年でした。 過去の様々な努力と苦労が実り、安定と豊潤を謳歌することができた一年と成った事は喜ばしい限りであります。 私も、無事に侯爵位となり、国とそして帝國の為に、今年も一層の努力を重ねようと心新たに決意しました。 もちろん、これらの穣りは国民の皆様の力あってこそのものだと、痛感しております。 国民の皆様、本当にありがとうございます。 私と妻のクロも大変喜ばしく思い、皆様の日々の勤めに感謝しています。 今年も昨年に劣らぬ一層の精勤をよろしくお願いいたします。 そして、改めまして、ぽち陛下、御誕生日、おめでとうございます。 “帝國の安泰”という最大の贈り物を貴女に届けられるよう、今年も精一杯の勤めをさせていただきます。 また、聯合各国の皆様、今年も引き続き変わらぬ御付合いをよろしくお願いいたします。 皆様との歩みあってこその帝國の繁栄と思い、星鋼京も皆様のために一層の努力を重ねる事を、 この新たなる年に誓います。 本年も、皆様、何卒よろしくお願いいたします。 ――星鋼京藩王 セタ・ロスティフンケ・フシミ 侯爵 /*/ ◆金庫番向情報 質疑掲示板根拠URL:なし(独自判断) 42:-食料3万t、-資金3億
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(画像クリックで原寸大もっち) 「やぁマルヴァス、お待たせしてすまないね。見ての通り、領主としての職務に忙しくてな。 ……さぁ少女たち、私を見つめるのは構わないが、ここを通してくれないか。 私はマルヴァスと少し話があるんだ。 今日は、マルヴァスの誕生日なのだろう? 実は我がイケメン領は、高級果物の生産地としても知られていてな。 この高級果物の数々を、君への誕生日プレゼントとして差し上げたいと思う。 まずは、さっそくひとつ食べてみてくれ。 ……どうだ、美味しいだろう? 他にも沢山差し上げるので、ぜひこの美味しい果物を皆にも宣伝してくれたまえ。よろしく頼むよ」 <紺碧の子爵・ロラン> イラストレイター:文太
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ピンポーン♪ 澪梓 ドキッ! 梓「あ、誰か来ましたね。出てきます」 澪「うん」 なんか今、凄い良い雰囲気だったんだけどな。 良い所で邪魔が。 宅配員「お届け物です」 梓「あ、はい」 宅配員「ありがとうございました」 梓「ご苦労さまです」 澪「宅配便か」 梓「これ、差出人が……」 澪「けいおん部の皆と憂ちゃんと純ちゃんからだ」 ガサゴソ 梓「私の誕生日プレゼントみたいですね」 澪「誕生日に邪魔しちゃ悪いからって郵送してくれたんだな」 梓「皆さん、ありがとうございます」 澪「あれ?これは……」 『澪へ 律より』 梓「律先輩から手紙ですか?」 澪「そうみたいだな」 ガサガサ 律『私からの最後のアドバイスだ……』 梓「何て書いてあるんです?」 澪「ななな、何でも無いよ///」 梓「?」 律め/// ――――― 梓「デザートのアイス、バニラと苺味どっちが良いですか?」 澪「じゃ、苺で」 ぱくぱく 梓「澪先輩もバニラ食べます?」 澪「あ、うん」 梓「はい、あーん」 カップアイスをスプーンで掬い、私の口元へと運んでくれた。 澪「あーん」 ぱくり 澪「美味しいな」 澪「じゃ、お返しに」 自分のカップアイスを掬い、梓の口元へと運ぶ。 澪「あーん」 梓「あーん」 梓が口を開け、食べようとした所でスプーンを自分の口へ。 梓の口が、パクリと宙を噛む。 梓「もう、意地悪です///」 澪「んふふ」 澪「はい、もう一回。あーん」 梓「あーん」 再び、スプーンを自分の口へ。 梓の口が、宙を…… 宙を噛まず、私の口へ ちゅっ 澪「むぐっ」 梓「ちゅー、ちゅー」 澪「むーむー!」 バニラと苺のアイスの味が口の中で混ざり合う。 『バニラといちごのハグ 誰よりお似合いのふたりなの らぶりハッピー♪』 思わず、そんな歌詞が頭に浮かぶ。 梓「苺も美味しいですね」 澪「もう//」 ――――― 梓「あっ、くすぐった……んぁ」 梓「ふぁっ……あっ……ふぅ……」 澪「じっとしてて」 梓「はい」 梓「あぅ///」ぴくぴく 澪「こらこら、動くな」 梓「す、すいません。そこ弱いんです///」 澪「あ、そうなの?でも、すぐ終わるから我慢してて」 梓「はい」 梓「うぅう///」ぴくぴく 澪「よーし、これで終わり」 澪「ふ~っ」 梓「ひゃあっ」 澪「今度は、そっちの穴な」 梓「こっちもですか?」 澪「こっちもですよ」 梓「や、優しくして下さいね///」 梓の髪をかき分ける。 耳かきも意外に楽しいもんだな。 梓は耳が弱いらしく、可愛い反応をするから余計だ。 かきかき 梓「あぅう///」ぴくぴく かきかき 梓「ああっ///」ぴくぴく 澪「よーし、これでこっちも終わり」 澪「フー」 梓「にゃふっ」 梓「ありがとうございました」 澪「我慢したご褒美に」 ちゅっ 緩んでいた梓の口にキス。 梓「えへへ///」 ――――― そんなこんなしてる内に、夜も段々と深まって参りました。 梓「お風呂湧きましたよ。澪先輩、先にどうぞ」 澪「梓が先で良いよ」 梓「私が先で良いんですか?」 澪「うん……」 澪「…………」 澪「あの……良かったら一緒にお風呂入らない?///」 梓「え?///」 澪「合宿で、一緒にお風呂入ったから今更恥ずかしがらなくても」 梓「……じゃ、一緒に入りましょ///」 梓(まさか澪先輩から誘ってくるとは///) 梓(一緒に入りたかったけど、絶対断られると思ってた) 律からのアドバイスその2 律「Hの時に、初めて相手の裸見たらどうせ固まるだろ?」 澪「あ、うん。多分固まる」 律「事前に、一緒にお風呂入って慣れておくとかしたり」 澪「ワンクッション置くわけか」 律「お風呂場で、そのままHしても良いぜ」 澪「するか!///」 律「身体の洗い合いとか、澪から積極的に誘ってやれよ」 澪「う、うん」 ………… 脱衣所 いざ、脱衣所まで来たらお互い脱ぐに脱げずにいた。 梓も、こちらをチラチラ見ている。 こんな事で躊躇してるようでH出来るのか? 否 えーい。ここは、私から。脱ぎ脱ぎ 梓「わっ///」 澪「先に入ってるな」 梓「はい」 風呂場 勢いに任せて先に入ったけど、死ぬほど恥ずかしい/// ごしごし しかし、これを乗り切らなければ。 ごしごし 梓「澪先輩、本当にシャワーヘッドから先に洗うんですね」 澪「あっ、梓///」 恥ずかしいのだろう、身体にタオルを巻いている。 澪「あ、あのさ梓」 梓「はい?」 澪「身体洗いっこしよっか?」 梓「ええ?あ、はい///」 澪「じゃ、後ろ向いて」 梓「はい」 澪「タオル外すな」 ハラリ 梓「あぅ///」 ごしごし 澪「小さくて細いな。子猫みたいだ」 ごしごし 梓「えへへ」 澪「今度は前な」 梓「はい///」 合宿の時は、チラ見したくらいだけど 初めてジックリ見る梓の裸/// 自分のを見慣れてるせいか、凄く……小さい。 そして、まるで小学生の様な…… 梓「そ、そんなにガン見しないで下さいよ///」 澪「ハッ!ごめん///」 ごしごし 澪「髪も洗って上げるな」 梓「はい」 しゃかしゃか 澪「髪綺麗だな」 梓「ありがとうございます」 ジャー 梓「今度は私の番ですね。澪先輩、後ろ向いて下さい」 澪「うん」 梓「う///」 澪「どうした?」 梓「何でもないです///」 澪「?」 梓(澪先輩、後ろから見ると色っぽいな。髪上げてるから余計に) 梓(そう言えば今全裸なんだよな。お尻見えてるし、おっぱいも///) ごしごし 梓(うわ、肌柔らかくてぷにぷに) 梓「後ろ終わったんで前向いて下さい」 澪「うん///」 梓「はっ!」 梓(前を洗うと言うことは、おっぱいを……) 梓(どどど、どうしよう?おっぱいだけ洗わないのも変だよね?) 梓(私のは小さいから、澪先輩気にしないで洗ってたけど) 澪「どうしたんだ?」 梓「なんでもないです///」 ごしごし 梓(腕、お腹、脚と洗っていよいよ残すは……ごくり) ごしごし むにゅむにゅ 梓(やっぱり凄い柔らかさ。澪先輩の柔らかい肉感が伝わってくる) ごしごし むにゅむにゅ 梓(これは病みつきになりそうな柔らかさ) 澪「あ、あのそんなに胸ばっかり、もう良いよ///」 梓「あっ、ごめんなさい。つい///」 澪「ちょっと狭いけど、一緒に入ろう?」 梓「あ、はい」 ぽちゃっ やはり湯船に二人は少し狭いかな? 向かい合わせの為、お互い裸が丸見え状態。 梓「モロ見えだと、恥ずかしいですね///」 梓「私、後ろ向きになりますね」 後ろ向きになる梓。 澪「じゃ、私が後ろから抱っこして上げる」 梓を抱き寄せる。 ぎゅっ、むにゅ お互いの身体が密着し触れあう。 梓「わ///」 梓「せ、背中に胸が///」 澪「恋人同士なんだから、そんな事気にするなよ」 梓「はい///」 梓「羨ましいです」 澪「何が?」 梓「そのナイスボディーが」 澪「え?でも、油断するとすぐ太っちゃうし」 澪「私だって、梓みたいなスレンダーな体型が羨ましい」 梓「お互い、無い物ねだりって奴ですかね?」 澪「ふふ、そうかもな」 風呂上がり 梓「澪先輩、こっち来て下さい」 梓がベランダで手招く。 澪「何?」 梓「ここからだと、夜景が凄く綺麗なんです」 澪「わ、本当だ。凄い綺麗」 澪「今日は、星も綺麗だな」 梓「そうですね」 梓「嬉しいです。澪先輩と一緒に見られて」 澪「梓……」 お風呂上がりで、髪を下ろしている梓の髪がなびく。 普段のツインテールとは違って、グッと大人っぽい横顔。 私は無意識に、梓を抱き寄せていた。 澪「綺麗だな」 梓「綺麗ですよね。夜景」 澪「夜景も……梓も綺麗だよ」 梓「え?そそ、そんな恥ずかしいです///」 澪「とても綺麗だよ、梓」 梓の顎を掴み、顔を上へと向けさせ口づけ。 ちゅっ 梓「んっ……」 澪梓「んちゅっ、ちゅっ、ちゅぱ……」 静かな夜の世界で、まるで時が止まったかの様。 時間など気にせず、長い長いキスを交わした。 お風呂上がりの梓は、とても良い匂いで…… パジャマの柔らかい触り心地が…… 澪「お風呂上がりで、ずっとここ居たら湯冷めしちゃうな」 梓「そうですね。もう遅いし、そろそろ寝ましょ」 澪「そうだな」 ここまで、雰囲気はバッチリ。 後は、一緒のベッドで寝よ?って誘って…… 頑張るんだ私。 キュッ 澪「?」 部屋に入るなり、梓が私のパジャマの裾を掴んできた。 梓「あの……一緒のベッドで寝ましょ?///」 澪「!」 澪「……うん」 梓「良かったです///」 本当に嬉しそうに喜ぶ梓。 そうか律の言う通り、梓も…… 4
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生徒名簿 > 若桜郁人 >[誕生日]若桜郁人(SR) [誕生日]若桜郁人(SR) 攻魅力 2893 守魅力 2566 攻M 9302 守M 8249 コスト 14 卒業祝い 20000メン [誕生日]若桜郁人+(SR) 攻魅力 3472 守魅力 3079 攻2M 13637 守2M 12094 コスト 14 卒業祝い 30000メン [ようこそ我が家へ]若桜郁人(SSR) 攻魅力 4340 守魅力 3849 攻4M 20500 守4M 18180 攻3M 20040 守3M コスト 14 卒業祝い 60000メン アピール 大人の時間を邪魔しちゃ……駄目、だよ? └Knight&Kingタイプの攻守魅力大UP ストーリー 俺を味わって…… 入手方法 若桜先生バースデー3キュンキューピッド(2014/9/12 16 00〜2014/9/18 13 59) あなただけのスペシャルキュピ(詳細不明) 台詞 ボイス + ... ステップ1 おしゃべりタイム 体調、優れないの……かな? おしゃべりタイム 無理はしちゃ駄目、だよ……? おしゃべりタイム ふふ……今日も、君は素敵だね。 デート電話コメント 君からお誘いをくれるなんて……普段以上にうれしい、な。じゃあ……、日にちを教えてくれる? カレ自慢アピール 大人の時間を邪魔しちゃ、駄目……だよ。 ステップ2 おしゃべりタイム 遊びに来るのは大歓迎。 おしゃべりタイム ……ふふ、いい子……だね? おしゃべりタイム 俺は、本音しか話さないからね。 デート電話コメント いいよ。もちろん。……先生にも生徒にも見つからない、とっておきの場所に行かなきゃ……ね。 カレ自慢アピール 大人の時間を邪魔しちゃ、駄目……だよ。 ステップ3〜8 好感度レベルMAX 来年の今日も……君の時間が、欲しいな。あとは、君の誕生日も。君との忘れられない思い出を、もっと増やしていきたいから……ね。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 遊びに来るのは大歓迎。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) ……ふふ、いい子……だね? おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 俺は、本音しか話さないからね。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 悪い奴に騙されないように、ね? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) ふふ……ずっと、見てられるな。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) このことは……内緒だよ。 おしゃべりタイム(ステップ8) 特別なのは君だけ……だよ? おしゃべりタイム(ステップ8) ……本当に純粋なんだ、ね……。 おしゃべりタイム(ステップ8) もう、悪いことはできないかな。 デート電話コメント(ステップ2〜4) いいよ。もちろん。……先生にも生徒にも見つからない、とっておきの場所に行かなきゃ……ね。 デート電話コメント(ステップ5〜7) デートなんて……ふふ、かわいいね。俺に甘えたくなっちゃったのかな……? 喜んで、行くよ。 デート電話コメント(ステップ8) どうしたの……? 寂しくなっちゃった? 俺は今からでも大丈夫だよ。好きな時間を言って? デート電話コメント(ステップ8) たまにそうして甘えてくれるから、俺も君に夢中になっちゃうの……かな。君ってずるい子だね。 デート電話コメント(ステップ8) 君の言葉にこんなに振り回されるなんて、ね。……でも、たまにはこういうのもいい……かな。 カレ自慢アピール 大人の時間を邪魔しちゃ、駄目……だよ。 マイページ + ... ステップ1 お姫様抱っこされるのは初めて……かな? 念のため、体温も測っておこうか……? 恥ずかしがる君も、すごくかわいいよ……。 ステップ2〜3 ずーっと君の寝顔を眺めていたいな……。 誕生日なんて、あまり気にしない……かな。 ひと晩中、俺がついててあげるから……ね? ステップ4〜5 うん……顔色も、だいぶ良くなったね。 確か君は、料理が上手……だったよね? なんでも、か……。何をしてもらおうかな。 ステップ6〜7 俺のお嫁さんは、君みたいな子がいいな。 男性の部屋に来るのは初めて……かな? ふふ……同棲してるみたいで、楽しいね? ステップ8 男と女がふたりきりになったら……ね? かわいいね……食べちゃいたいくらい。 今夜は俺の家に泊まる? ……なんてね。 なんでもするって、言ってくれたよね……? ねえ、次はどこにキスしてほしい……? 登校 + ... 朝 ステップ1 俺に逢いたくなったら、いつでも保健室に来て……ね? 昨日はよく眠れたな……。高い酒は悪酔いしない、ね。 [名前]ちゃん、ふらふらしてるね。疲れてるのかな……? ステップ2〜4 今日は保健室で、俺の話し相手になってくれない? 寝坊しちゃったのかな? ふふ、少し珍しいね……。 ひとり暮らしは気楽だけど、少し寂しい……かな。 ステップ5〜7 俺の誕生日? いつだっけ……そろそろだと思うけど。 髪、綺麗だね? 俺も同じシャンプーにしようかな。 学校まで手を繋いで行こうか。……やっぱり駄目、かな? ステップ8 俺の夢って……見たりする? 教えてほしい、な。 俺は、君に逢うために学校に来てるのかも……ね。 君はかわいいから……もっと困らせたくなっちゃうな。 まつ毛、結構長いんだね……。女優さんみたいだよ。 [名前]ちゃん……俺のお嫁さん候補になってくれる? 放課後 ステップ1 忙しいの? いつもより元気がないみたいだけど……。 勉強が忙しいなら……俺から逢いに行っちゃおうかな。 保健室で休んでいかない? 今なら誰もいないよ。 ステップ2〜4 俺も[名前]ちゃんの担任になってみたい……な。 学校では一服できる場所が少なくて……困っちゃうな。 これからお友達とランチ? 俺も混ぜてもらおう、かな。 ステップ5〜7 ふたりでお昼寝しない? ちょうどベッドも空いてるし。 保健室で飲酒……は、さすがにまずいかな……。 [名前]ちゃんは、他の子とは少し違う感じがするな……。 ステップ8 俺は歳の差なんて気にしないけど……君はどうかな? クッキーを焼いてくれたの? 一緒に食べようか。 授業が終わったら俺とデートしない? ……なんてね。 他の生徒には話せないことも、君には話しちゃうな……。 [名前]ちゃんは俺の特別……あれ、気づいてなかった? 夜 ステップ1 女の子はみんな好きだよ? 特に君は、俺のお気に入り。 疲れた顔してるね。保健室で少し休んでいかない……? 早めに保健室を閉めようかな。君と帰りたいし……ね。 ステップ2〜4 俺とディナーに行かない? もちろん、ご馳走するよ。 仕事、手伝わせちゃって悪いね……お礼はキスでいい? もうこんな時間か……。また明日お話しよう、ね。 ステップ5〜7 家まで送るよ。君に何かあったら大変だし……ね? 君と話してると、若返ったような気持ちになれるな……。 今夜は遅くなるって……俺がお家に連絡しておこうか? ステップ8 明日は学校を休んで……ふたりで出掛けちゃおうか? 君は、元気なときも保健室に来ていいから……ね? この綺麗な星空を、君にプレゼントしたい……な。 誕生日の夜は、君とふたりきりで過ごしたい……な。 ベッドで君を抱きしめたら……よく眠れそう、だね。 デートの約束 + ... ステップ1 君みたいな子から電話をもらえるなら……保険医もなかなか悪くない、ね。今日はどうしたの? 君からお誘いをくれるなんて……普段以上にうれしい、な。じゃあ……、日にちを教えてくれる? うん。その日なら大丈夫……だよ。車を出すから、景色のいいところに連れていってあげるね。 ステップ2〜4 もちろん大丈夫だけど……急にどうしたの? 君からの相談なら、いつでも乗ってあげるよ。 いいよ。もちろん。……先生にも生徒にも見つからない、とっておきの場所に行かなきゃ……ね。 仕事が少し残ってるから……夕方でいいなら、ね。夜景の見えるレストランに行こうか? ステップ5〜7 他の子なら断るかもしれないけど……相手が君なら大歓迎、だよ。なんでも言ってみて? デートなんて……ふふ、かわいいね。俺に甘えたくなっちゃったのかな……? 喜んで、行くよ。 空けておくね。誘ってもらってうれしいから、その日はなんでも言うこと聞いちゃおうかな。 ステップ8(1) 学校で逢うまで我慢できなかったのかな? ふふ、大丈夫だよ……。少しお話しようか。 どうしたの……? 寂しくなっちゃった? 俺は今からでも大丈夫だよ。好きな時間を言って? どうしようかな……なんてね、冗談。俺も君に逢いたいから、その日は必ず空けておくね。 ステップ8(2) 連絡してくれてうれしいよ。最近そっけなかったから、嫌われたのかと思ってたんだよね……。 たまにそうして甘えてくれるから、俺も君に夢中になっちゃうの……かな。君ってずるい子だね。 うん、空けておくね……。少し悔しいから、その日は俺も本気でアプローチしちゃおうかな。 ステップ8(3) 生徒にこんな気持ちにさせられるなんて……君ってすごい、ね……。お話、聞かせてくれる? 君の言葉にこんなに振り回されるなんて、ね。……でも、たまにはこういうのもいい……かな。 その日で大丈夫、だよ……。俺の家に来る? また君の手料理、食べさせてほしいな……。 デートコメント + ... 君を夢中にさせたかったけど……気づいたら俺のほうが、君にハマってたみたいだね。 自分の魅力に気づいてない、かな……? じゃあ、俺がたっぷり教えてあげるね……。 カレ自慢 + ... 対決画面 ステップ1 今は忙しいんだけど……。 ステップ2〜4 格好いいところ、見せないとね。 ステップ5〜7 すぐに終わるから、待っててね。 ステップ8 大人の魅力……教えてあげるよ? 勝利 ステップ1 急に勝負するなんて……驚いたね。俺達がお似合いだから嫉妬しちゃったのかな? ステップ2〜3 少し大人気なかったかな? デートの邪魔をされて俺も怒っちゃった、かもね……。 ステップ4〜5 ふふ……頼り甲斐、あるでしょ? これが年上の魅力って奴だよ、[名前]ちゃん。 ステップ6〜7 君みたいなかわいい女の子に注目されて、俺も久々に熱くなっちゃった……かな。 ステップ8 君のためなら、本気を出すのも悪くない……かな。またいつでも、俺を頼ってね。 ステップ8 好きな子に応援されたら……男としては、頑張らないわけにはいかないからね。 敗北 ステップ1 油断したつもりはなかったんだけど、おかしいな……。次はもっと気をつけるね。 ステップ2〜3 二日酔いが抜けてなかったみたい……。もう少しお酒を控えないと駄目、かな? ステップ4〜5 俺も悔しいし……もう少しだけ、頑張ってみようかな。君もまた応援してくれる? ステップ6〜7 ごめんね、負けちゃった……。次はきっと勝つから、また笑顔を見せてくれるかな? ステップ8 いつもならここで諦めるんだけど、今日は特別……。君のために、次は勝ちに行くよ。 ステップ8 今日はもう1度……勝負してみようかな。君に格好いいところ見せたいし、ね? 告白タイム + ... [部分編集] 戦闘中台詞 ステップ1 男の相手をするのは趣味じゃないんだけど……君のためだし、少しだけ勝負しようかな。 ステップ2〜7 勝ったら何をしてもらおうかな? 冗談だよ……君はかわいいから、今日はサービスしてあげる。 ステップ8 俺以外の男に言い寄られるなんて、君も隅に置けないな……。勝負が終わったらお仕置き、だよ? 勝利 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 敗北 ステップ1 男はこれだから困るよね……。[名前]ちゃん、慰めてくれる? ステップ2〜7 君がご褒美をくれれば、次はもっと頑張れる……かもね。 ステップ8 ふふ、まいったね……まさか俺がお仕置きされちゃうなんて。 アルバイト + ... ステップ1 そのユニフォーム、すごくよく似合ってるね。なんだか見違えちゃったな……。 ステップ2〜7 もっと君の働くところを見ていたいし……俺も少しは頑張っておかないと、ね。 ステップ8 魅力的なスタッフには、臨時収入が出やすいみたいだね。君を推薦しておこうかな。 好感度MAX + ... 今日は本当にありがとう。結局、夜遅くまで付き合わせちゃって……ごめん、ね? でも、おかげでとっても楽しかったよ。君の手料理も、君自身も……ふふ、幸せだった。 幸せな1日が終わるのが、とても寂しいよ。……、俺がこんなこと、思うなんて……ね。 来年の今日も……君の時間が、欲しいな。あとは、君の誕生日も。君との忘れられない思い出を、もっと増やしていきたいから……ね。
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1月 日 名前 性別 3日 ミランダ 女 4日 ベティ 男 6日 フロリア 女 10日 小蒼 女 10日 ウィリアム 男 15日 エト・ラントス 男 20日 レミ・ヘクセル 男 26日 シトラス 女 29日 キネット・ローダー 女 29日 ルリ 男 2月 日 名前 性別 2日 メリク 男 2日 ロゼマリア・リーチェ 女 3日 ロエラ・ロッシュ 女 11日 ラド 男 12日 キュレール 女 14日 ロシェル・エモン 女 14日 ニール 男 14日 ビター 男 19日 レーツェル 男 21日 タタ 女 22日 パトリシア・リデル 女 22日 セス・トムキン 男 26日 アメリア・カルツア 女 29日 フェリックス 男 3月 日 名前 性別 3日 エレス・シーア 男 3日 シルフィア 女 3日 レトラ 女 9日 リディ・フーシェ 女 16日 織 男 18日 マーチ 男 19日 プラハ 女 24日 茜 女 25日 メルローズ・アッペルシーニ 男 25日 トーチ・シェイド 女 26日 ラメル 男 4月 日 名前 性別 1日 トマト 女 1日 レタス 女 1日 セレナ 女 1日 フェリーチェ 女 1日 リィヴァンズ・ドルチェ 男 1日 ファイ 女 2日 バジル 男 4日 フィオラ 女 10日 アーウィン 男 14日 イオ・R・アグレッサー 男 15日 ラヴィーナ 女 16日 フェイユ 男 23日 オリビア・N・ロビンソン 女 26日 アルバート・ナイト 男 5月 日 名前 性別 6日 ウィトレー 男 10日 ニル 女 10日 ネル 男 10日 サロク 女 12日 Dr.ミオシス 男 14日 ジューク・ラスカーズ 男 29日 ヴィエリ 男 30日 ハロルド 男 30日 ルイーズ 女 6月 日 名前 性別 2日 ハウエル・エルフォード 男 3日 エチェベリア・ニーエン 女 5日 ネトゥリー・ナラルネン 女 6日 オト 女 6日 アリア・グラツィア 女 9日 ネージュ・ブランシュ 男 9日 アイローネ・ブランシュ 女 9日 ヘイゼルナッツ 男 11日 ルネ・リシャール・アンヌ 女 12日 シルヴィエ・メイズリーク 女 16日 レドグラント・レーゲンボルグ 男 17日 蛇ノ目 女 19日 レイラ 女 19日 フェルシア・ウェイド 女 20日 ルーヴェン 男 22日 エレナ 女 23日 ログナー 男 7月 日 名前 性別 7日 セシリア 女 7日 ラグナ 男 7日 シュテルン・マーカス 男 8日 メタニー・ナラルネン 女 9日 リュウガ 男 10日 ソレイユ・ミシェル 女 10日 ベリアス 男 12日 リーリエ・ローゼンクランツ 女 20日 紅梅 女 20日 白梅 女 20日 シファルカ 女 24日 アルフ 男 26日 クレア 女 8月 日 名前 性別 3日 クロード 男 4日 ディーガ 男 7日 レグルス(ディーヴァ) 女 5日 ハイン・フロンベール 男 7日 宵月 男 8日 オスカー 男 9日 メルロ・ブイオ 男 11日 リルディ・ルチアーノ 女 13日 メイジー 女 14日 ロッシュ・トラバス 男 31日 セルフィーユ 女 9月 日 名前 性別 1日 ジグ 男 9日 リリアナ 女 9日 ハンプティ 男 12日 チロル 女 12日 リオーネ 女 18日 ティロ・フリューリン 男 20日 ノエル 男 21日 ネロ 男 22日 レティシア・ヴァーノン 女 22日 グリゼルダ 男型 23日 ルア 男 26日 ロット 男 30日 アメリ 女 10月 日 名前 性別 1日 ルゥ 男 3日 錦 男 3日 イリス 女 4日 セオドア 男 4日 ハンネス・ギルグッド 男 5日 ユオ 女 7日 ダーリエ・ローゼンクランツ 女 8日 エイベル 男 8日 エレミナリア 女 8日 レジェス 男 10日 アンバー 男 13日 アルビレオ 男 14日 フェイ・リーナ 女 19日 ニア 男 25日 ビル・ノヴェロ 男 30日 ルファ・フォンロート 女 31日 アイビー 女 11月 日 名前 性別 3日 春瑛 女 4日 礼風 男 4日 ヴィクトール 男 6日 ロザリア・ギエンテ 女 7日 リュミエール 女 8日 ラトヴィッジ 男 9日 マロン・ハミルトン 女 11日 シャルル 男 11日 ジャスパー 男 17日 カーネヘト 男 18日 キナ 女 20日 フィディル 男 20日 ギミル・ウェイド 男 23日 リヴァイア 男 25日 ジョエル・ローゼンハイン 男 26日 アルフィー 男 26日 ブラン・カモミール 男 29日 ヴィヴィ 女 30日 ブルーノ・スカーレット 男 12月 日 名前 性別 1日 黎世雯 男 5日 フィース・フロンベール 男 10日 遥 男 12日 ルシェル・ベルジェ 女 12日 ラズリ 女 16日 カイン 男 19日 シャーロット 男 20日 紫月 男 22日 アージェント 男 22日 ロト 女 25日 シャルロット・ミスルトウ 女 25日 ウラヌス 男 25日 ヘンリエッテ 女 28日 ノーチェ 女 31日 ステラ・ボイド 男 31日 聖愛 男 誕生日不明 名前 性別 備考 アクィラ 男 夏の終わり頃 エミディオ・ロランス 男 あざみ 男 ディルク 男 アルト 男 ダグラス・ブギーマン 男 ヴァルデマール 男 エーレン 男 リィリ 女 羅宇 男 冬 アネモネ・ヨルダン 女 * ガガク(クロエ) 男 フロランジェ 男 ポプリ 女 ルピン 男 2月 ヴェルディーク 男 枳 男 No.6 女 イルタ・エステージャ 女 ナナオ 女 ジャンニ 男 E 女 ルオナ 男 アトリア 女 カガリ・ゼ・コレット 女 スヴィ 女 キリ・マンティス 男 5月 アレニェ・フィルフィーレ 男 4月 白露 女 雪の日 ラルフ 男 ジャンヌ 女 11月 イヴ 女 1月 ベルティルデ 女 ロレンシオ 男 ニニ 女
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【特別な日】 「…どうしたんですか、先輩」 今日は、譲くんの誕生日。 何を用意したらいいのか…何ヶ月も前から散々考えて。 結局、無難なものになっちゃった。 それでもいいかと思って、放課後、譲くんの教室まで来たのはいいけれど… 「えと、今日は、譲くんの誕生日…でしょ? 良かったら、一緒に帰らない…?」 意を決して、私は譲くんにそう告げた。 しかし、譲くんは…とぼけた顔でこう言ったのだ。 「…誕生日? あぁ…それで、プレゼントが… いえ、あの…俺、今日が自分の誕生日だってこと忘れていたんです」 …そんなことだろうと思ったけど。 譲くん、ずっと忙しそうだったし。 でも、今…プレゼントって言った? 「だから、女の子がプレゼントを持ってきていたんですね… 俺、貰う理由が分からなかったので、全部断っていたんです。 …悪い事をしてしまったかな」 そんなに申し訳無さそうな顔をさせているのは、私じゃない。 でも、他の誰かのために、そんな顔をしているのも嫌。 「譲くん…」 「あぁ、すみません。気にしないでくださいね。 先輩…一緒に帰ってくれるんですか?俺と」 …意外に天然だったんだ、譲くん。 …ってそんな事言ってる場合じゃない! 譲くん、モテるし…他の子の事なんか構ってられないよ。 「うん。譲くんと一緒に帰りたい。 …私でいい?」 「もちろんです…俺も、先輩がいいって思ってましたから。 じゃあ、すぐに準備してきますね」 さらっとスゴイ事を言って、鞄を取りに行く譲くん。 譲くんと二人で帰るなんて、初めて…じゃないかな。 いつもは、将臣くんと一緒だったし… 急に緊張してきた…どうしよう。 そんな事をごちゃごちゃ考えてる間に、譲くんが戻ってきた。 「お待たせしました、先輩。…先輩? どうしたんですか、そんなに顔を赤くして。熱でもあるんですか…?」 「違う違う!大丈夫だから!」 首をブンブン振って、必死で否定する私。 だって、大人しく家まで帰る気なんてないんだもの。 「それならいいんですが…じゃあ、帰りましょうか」 譲くんは少しも照れた顔せずに歩き出すから、 何とも思ってないのかなって少しだけ不安になる。 でも…今日は、頑張るって決めたんだ。 「今日は、少しだけ寄り道していかない? ね…いいでしょ?」 歩みを止めて、そう誘い出す。 心臓の高なりが止まらない。 だけど…今日でなくちゃ意味がないから。 「ええ、構いませんが…何かあるんですか?」 「たまには、ね。二人で寄り道っていうのもいいじゃない? ほら、あの公園に行こうよ!」 「…えっ、先輩…?」 驚いたような譲くんの声を聞きながら、 私は彼の手を取って走り出す。 …恥ずかしいから、顔を見られたくないだけ。 この手の震えがどうか伝わっていませんように。 「昔は、よく遊んだよね。公園で3人でさ。 ふふ…懐かしい」 「将臣くんと私が無茶ばっかりするから、 譲くんの怒った顔しか見てなかった気がするなあ」 「それは…」 早く…早く。急かすのは私の鼓動。 心の扉を開けて、と。 「誕生日おめでとう…譲くん。 今日は、どうしても二人でいたかったの。 私からのプレゼント、受け取ってくれるかな…?」 「…っ…」 譲くんの口から言葉が発せられるのが怖くて。 矢継ぎ早に私は言葉を紡いだ。 「あのね…それで…えっと。 私……」 「待ってください、先輩。 俺の話を聞いてくれませんか?」 「え…?」 「子どもの頃、兄さんと先輩が無茶するのを見ていて… …俺は、羨ましかったんです。 兄さんは、先輩を楽しませることができる。 俺はこんな性格だから、先輩を心配することしかできなくて。 だけど、俺にも負けたくないものがあるんです。 ずっと…先輩の事が好きです。兄さんには譲れない。 だから、先輩からのプレゼントを断るわけがないでしょう? 嬉しいです…俺」 「……」 突然の事に、何を言っていいか分からない。 えっと…好きって言った? 譲くんが私の事を…? …本当、に…? 「…先輩?」 言葉がない私を気遣う声。 顔なんて、まともに見れないけど。 私も伝えたい想いがある。 他でもないあなたに。だから、ちゃんとしなくちゃ。 私の瞳に映るは、愛しいその人。 「…私ね、譲くんの事が好きだよ。 将臣くんと比べた事なんてない。 だって、比べるまでもないんだもん。 私は…ずっと、譲くんだけだよ」 い、言えた…? …良かっ… 「え…」 身体が力強い腕に絡め取られた。 心地よい鼓動の音が聴こえる。 …そっか。私だけじゃなかったんだ。 「今日、俺にとって最高の日になりました。 ありがとうございます、先輩」 今日は、特別な日。 あなたが生まれてきたことに心から感謝するの。 そして…二人が始まった日。 これからも、二人で祝おうね。 大事な日だから。 お待たせしました…譲の誕生日SS(だったもの)です(苦笑) 私、プロットとか書かない人なんで、 書きかけの状態で置いてあると、どうしたかったのか理解できません。 なので、これも最初に思い描いていた結末とは違うかも。 けど…まあ、彼が幸せならいいんじゃないでしょうか。 誕生日だしね! そんなわけで、何かありましたら、以下からどうぞ。 名前 コメント
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望月杏奈「二人きりのお誕生日会」 執筆開始日時 2016/05/31 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401462000/ 概要 P「ごめんな、誕生日なのに仕事入っちゃって」 杏奈「……杏奈、お仕事、好きだから」 P「そっか、ならよかった」 キキー……ガチャッ P「ほら、事務所着いたぞ」 杏奈「……うん」 タグ ^望月杏奈 ^馬場このみ ^百瀬莉緒 まとめサイト アイマスSSまとめサイト 456P えすえす ひとよにちゃんねる ポチッとSS!! SSびより SSまとめプラス SS 森きのこ! wiki内他頁検索用 Pドル いちゃコメ ミリオンライブ 作者◆O//Gvdq7EE氏 望月杏奈 誕生日